中1男子、春の悩み

この春、次男シジミが中学生になった

小学校6年間、クラスメイト9人の限界学級であった
私の住む村では珍しいことではない、近所の学校はほとんどが1学年1クラスと過疎の一途をたどっている

男子7人、女子2人
男女仲良く6年間過ごしてきたが、中学年以降は女子の成長スピードに男子はおののくばかりだった
あっという間に身長も体重も抜かれ、卒業する頃には頭一つ分すっかり差をつけられた
小学生高学年の女子というのはすごいスピードで成長するものだ
身体の成長に伴い心身も大人び、男子は心身ともに置いてけぼりなのだ
ちなみに私には成長期と呼べるようなものは来ず、幼稚園から高校までずっと前から3番以内をキープした
1度だけ奇跡で4番になったことがある、でもほんとに奇跡の一瞬であった

そんな小学校生活を過ごし、中学校からはようやく30人以上1クラスとなった
それでも1学年たったの1クラス、老い先不安なものだ

男女の比率は、6:4で女子のほうが多い
次男は身体が小さめなので、どの女子もずいぶん大きく感じるらしい
大きいのは身体だけではない
声も態度もデカいらしい、次男曰く、『女子が元気』とのこと・・・いい表現
早速、クラスで一番デカい女子に
『ちびのくせに、そんなデカいチャリ乗ってんな!』と言われて帰ってきた
吹いた(笑)
確かに、中1なんてものはぶかぶかの制服に真っ白なスニーカー、そしてフラフラのデカいチャリってのが3種の神器のようなものだ
もれなく息子もブカブカの学ランにおろしたてのスニーカー、一応、眩しいくらいに真っ白なスニーカーは小っ恥ずかしいと思い、春休み中から履かせてはいたものの、そんな時に限って汚してこない
こなれた在校生の白かグレーかわからないスニーカーと違い、やっぱり人目でわかるピカピカの一年生なのだ
そして、当然自転車も身体の割に大きい
危ないから、あんまり大きすぎるのも・・・とは思うが、中学生男子の成長はこれまた小学生中学年の女子に劣らず凄まじい
毎週末、上履きが小さいとほざく・・・2学期まで我慢せい
3年間・・・あわよくば高校生まで乗れることを期待し、限界まで椅子を下げた、タイヤの大きな自転車に乗っているのがピカピカの一年生なのだ
小柄な息子の自転車も、足はしっかりつくが、なんとなく見た感じデカい気はする
その点を女子は見逃さない
女子のデカさ、目の付け所、そして口の悪さに笑いながらも今後の不安を感じたのであった

とは言え、早速、気の強い女子ともそれなりに仲良くやっているようで
これから毎週背比べをして、年度内に彼女の身長を抜くことができるか競争するらしい
早速、寝る前に足をひっぱてくれと頼みに来た
給食のご飯も2回おかわりをしたらしい
牛乳もよく飲んでいる

週に一回、女子と肩を並べ背くらべ

思春期の男女にしては、なかなか可愛いものではないか
これぐらいの年頃、学年によっては、男女仲が良いパターンと、男女くっきり分かれるパターンがあると、以前先輩母に聞いたことがある
男子の幼さのせいか、中学校生活のスタートは小さい男子が大きい女子に立ち向かうスタイルで始まったようだ

楽しそうでなによりだ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 人生を楽しむへ
にほんブログ村 にほんブログ村 ライフスタイルブログ 身の丈暮らしへ
にほんブログ村 にほんブログ村 ライフスタイルブログ ちょうどいい暮らしへ
にほんブログ村

コメント