42歳 転職を決意 〜辞めることから始める〜

2024年、私の大きな変化は転職をしたことです。
11年勤めた職場を、今年の5月に退職しました。

長男が5歳、次男が1歳の時に、1日6時間のパートとし働き始め、子どもの成長に合わせ徐々に勤務時間を伸ばし、ここ3年ほどはフルタイムのパートとして働いていました。
フルタイムのパートって・・・。絶妙かつ超絶微妙(笑)。

数年前から、働き方と環境に思うところがあり、現在小6の次男が中学に上がるタイミングで転職したいなぁ、と思っていたのですが、1年前倒しにしました。
来年の春には絶対に転職したい!
と思っていたのですが、学歴も資格もスキルもなく、若くもなく…。
ほんとに転職できるのか不安になり、今年のはじめから、少しずつ求人誌を見たり、ハローワークの求人検索を始めました。

求職活動を始めてみると、とにかく田舎ではそもそも求人があまりない!ということに気づきました。
職種や条件を絞れば、10件程度しかヒットしない!
右隣も、左隣も、上も下も、隣接地区で検索しても同様に10件程度。
通勤範囲を市街地にまで広げ、職種も問わなければ2000件程ヒットするけれど、現場監督、看護師、大卒など、私の持っていない条件だったり、パートのままのほうが給与が良かったり。
まず応募する求人を見つけることが大変だと気づきました。

職種や給与を選んでんじゃないよ。
と言われるかも知れませんが、転職の理由の1つはスキル&給与のアップ、雇用形態は絶対正社員、が目標だったので、そこは妥協できないポイントでありました。
いいな、と思う条件の仕事が見つかっても、フルタイムで働いていたため、すぐに面接の予定をいれることができず、もし採用されても引き継ぎがあるしすぐには働けない…。
と、ひとりでモヤモヤし焦るばかりで、なかなか転職活動は進展しませんでした。
何より、会社が倒産する、お局にいじめられて病むなど、辞めざるを得ない状況ではなかったので、結局『まぁ、このままでもいいいか』と、変化を面倒がったり、恐れる気持ちがあったのです。

そんな時に、晩御飯の準備をしながらボソっと
『はぁ。お母さん仕事辞めてもいい??』
と、誰にともなく、なんの気なしに呟くと、近くにいた長男が
『いいすぎる。いいしかないやん。』
と、言ったのです。
へ??と拍子抜け。
無意識の口癖のような独り言が、まさかの超肯定されたわけです。
とはいえ、いやいや、まだまだあんたら食わしていかなあかんのに、簡単にムリムリ、と思っていたのですが、続けて
『お母ちゃん。今辞めやな、来年も絶対同じこと言うてるで』と。
たしかに。たしかに、そんな気がする。
『絶対』がついてた…(笑)。

つまるところ、あなた、ずっとそんな事言うてるけど、どうせ来年も同じことウダウダ言うてるで、絶対に。
と、息子に言われたわけです。(そうは言うてない。)

そして、それからまもなく、長男が公立高校に進学してくれたことに勢いつけて退職することにしたのでした。
私立やったら怯んでた(笑)。

仕事をしながらでも、転職活動はできるだろうけど、今の職場にモヤモヤしながら、転職活動が進まないことにもモヤモヤするのなら、いっそ辞めて転職活動に力を入れようと決めました。
と言うか、きっと私は結局辞めないと進めない。
まず辞めよう。それが転職活動の第一歩だと悟りました。

お金が不安になったら、派遣会社に登録したり、またパートやアルバイトで今より仕事時間を減らして働きながら転職活動をすることもできるだろうし、まずは辞めることから始めました。

養うべき人がいる場合、理想は次の仕事が決まってから辞めるのがベストだと思うのですが、私のように仕事をしながらの転職活動が、結局遠回りになる人は、思い切って辞めることから転職活動の第一歩を踏み出す・・・って手も検討してみてもよいかも知れないです。(自己責任で。。。)

つづく・・・


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